受験生の多くが聞いたことのある数学の問題集チャート式。その中でも青チャートは多くの人に愛用されていますが、その分厚い外見から問題の量も膨大であり、どのように活用すればいいのか戸惑う人も多いのではないかと思います。そんな青チャートの本当に上手な100%活用できる使い方を今回は紹介したいと思います。

  • 始めに 
まず、多くの人は問題集というと何回も繰り返し解くという方法をとっていることが多いです。もちろんその方法が間違っているとは言いません。しかし、このチャート式においては全く別の方法がいいと思います。なぜかというと、このチャート式は網羅系の問題集であり、難易度も多種多様になっています。
また、問題数も半端ではなく、分かるまで何回も繰り返しているとなかなか終わりません。ではどのように使って行くのがいいのか?それを今回は説明したいと思います。


  • 青チャートは辞書だ!
青チャートというのは先ほども言った通り網羅系の参考書となってます。それ故に多くの問題のパターンを学ぶことができますが。それを全て覚えても使いこなせなければ意味がありません。そこで、青チャートというものは辞書として使うということをお勧めします。ではどういうことかを説明します。

まず、間違えた問題があったとします。ではその問題の解説を見てみると、その一部分がよくわからない、なんてことはよくあることかと思います。そこで青チャートを開いてそれと似たパターンの問題を探してみましょう。青チャートは解説がとても詳しく細かい簡単なところまで乗っているので、青チャートの解説でつまずくなんてことはないでしょう。そのような問題を見つけたらその解説をじっくりと読み、問題を解いてどのような流れなのかをしっかりと掴みます。その後わからなかった問題に戻りまた解説を読んで理解するという流れです。

とても長くだるいと思う人もいるかもしれませんが、勉強に近道はありませんし、適当に理解したつもりになって本番で間違えるよりかは何倍もいいはずです。

この方法が私の進める青チャートの最も上手い使い方です。

  • 青チャート(辞書)にあう問題集
青チャートを辞書として使った時に青チャートに合う参考書はいくつかありますが、その中でも私が進めるのは一対一対応と、優しい数学です。また大学の過去問にもとても相性がいいです。なぜかというとこれらは全てソコソコの難易度のものとなっています。またこのような本に載っている問題の多くは青チャートに載っているような問題のパターンだったり、それらを組み合わせた問題が多くあります。なので組み合わせることによってお互いが100%の力を発揮しより学力を伸ばすことが可能になるからです。



  • 終わりに
私も初めは青チャートを問題集として頑張ってとき何回も繰り返していました。しかし、そのようなやりかたでは確かに数学の学力は上がるものの、実際の伸び方は微妙な感じでした。しかし、このやり方を始めたらグイグイと数学の偏差値は伸びました。参考書や問題集は使い方によっては学力の伸びが大きく変わります。皆さんも是非試して見てください!








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